- 2025.04.15
- RACEREPORT
【レースレポート】D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2025 第1戦 HSR九州大会

D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2025 第1戦 HSR九州大会 概要
日程 | 2025年4月13日(日) |
---|---|
開催場所 | HSR九州(熊本) |
主催 | HSR九州 |
リザルト
■IA1クラス
ゼッケン | ライダー | 予選 | 決勝ヒート1 | 決勝ヒート2 | 決勝ヒート3 | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|
10 | 内田 篤基 | 10位 | 2位 | 3位 | –位 | 3位 |
■IA2クラス
ゼッケン | ライダー | 予選 | 決勝ヒート1 | 決勝ヒート2 | 決勝ヒート3 | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|
34 | 松木 悠 | 10位 | 21位 | 19位 | –位 | 19位 |
35 | 今岡 駿太 | 11位 | 14位 | 13位 | –位 | 13位 |
■IBOPENクラス
ゼッケン | ライダー | 予選 | 決勝ヒート1 | 決勝ヒート2 | 決勝ヒート3 | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | 島袋 樹巳 | 1位 | 9位 | 2位 | –位 | 4位 |
■LADIESクラス
ゼッケン | ライダー | 予選 | 決勝ヒート1 | 決勝ヒート2 | 決勝ヒート3 | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|
10 | 松木 紗子 | 5位 | 5位 | –位 | –位 | 5位 |
レースレポート
D.I.D全日本モトクロス選手権シリーズ2025の開幕戦です。
今大会は予選と決勝が一日で行われました。
大会当日は晴れでしたが、前日の降雨が影響し、予選の路面状態はマディでスタート。
日中は風が強く吹いた影響もあり、徐々に路面状態はドライになりました。
IA1決勝
IA1の内田はヒート1で2位、ヒート2で3位表彰台を獲得しました。
昨年のHSR九州大会では怪我をし、2024シーズンは表彰台を獲得することができませんでしたが、シーズンオフの練習の成果を発揮することができ、今シーズンは好調なスタートを切ることができました。
ヒート1では、好スタートで2番手につけ、序盤は一時3番手に後退する場面もありましたが、2番手の位置を奪取しキープ。中盤にイタリアからスポット参戦した#42ジュゼッペ・トロペペ選手の怒涛の追い上げにより、3番手になりました。トロペペ選手のマシントラブルにより2番手につけ、その後も2番手争いのトップにたち、徐々に後ろを引き離して2位でゴールしました。
ヒート2では、スタートを4番手でオープニングラップ通過。終盤まで4番手をキープしていましたが、前車のミスで距離が縮まり、そこで上手く追い抜くことができ3番手にポジションアップ。そこから追い上げをみせるが2番手との距離が離れていたため、順位は変わらず3位でゴールしました。
【内田篤基コメント】
このシーズンオフでマシン、ライディング共に十分な準備をしてこの開幕戦を迎えました。マシンセットアップも決まり身体も非常に調子が良い状態でした。当日は前夜の雨の影響で難しいコースコンディションでしたが、上手く対応も出来て朝のタイムアタック予選から好調でした。音量のトラブルもありましたが、決勝には対策も出来てチーム力も発揮出来たと思います。
今回のコンディションはスタートが重要でしたが、上手く決まり上位グループで走行できた事が良かったです。その後も荒れた路面で安定するマシンとライディングの仕上がり具合、そしてメンタル面でも落ち着いたライディングができました。
このシーズンオフにやってきた事を発揮出来たのは良かったです。優勝ではありませんでしたが、長いシーズンを考えると良いシーズンのスタートが切れたと思います。
次戦までは2週間と短い期間なので更なるマシンの合わせ込みと、ライディング面ではスピードアップを目指した乗り込みを中心に優勝を目指して準備をしていきます。またチームとのコミュニケーションも大事にしてチーム力を高めていきます。次戦も応援よろしくお願いいたします。
IA2決勝
IA2は今シーズンより今岡駿太が加わり、松木悠と2名で出走しました。
松木悠はヒート1、2ともにスタートがうまく決まらず序盤から出遅れてしまいました。荒れたコンディションに対応できず転倒もありペースが乱れてしまい、全力を発揮することができませんでした。
今岡もヒート1、2ともに出遅れ、追い上げのレースとなりました。
ヒート2では22番手から13番手まで追い上げましたが、ペースが上がらず13位でゴールしました。
【松木悠コメント】
シーズンオフではフォーム改善をメインに取り組んできました。成果はかなり良くタイム的にも向上でき、乗り込みもして来ました。今大会、開幕戦では前日に雨がかなり降り、朝はマディ、昼は乾いてかなり荒れたコンディションで上手く対応できず引き出しも少ないと感じました。
次戦は自分の走りができるように全力を尽くします。
【今岡駿太コメント】
今大会は、Yogibo PIRELLI MOUNTAIN RIDERSのチームで初全日本出場ということもあり、不安とプレッシャーがある中でのレースでした。まだ全然納得のいく走りではなかったのですが、攻めることはできたので次に繋がるレースだったのかなと思います。
次戦までにスタートを改善できるように乗り込み練習に取り組みます。
IBOPEN決勝
IBOPENは今シーズンより島袋樹巳が加わりました。
ヒート1はスタートの出遅れや中盤の焦りや転倒があり、9位でゴールしました。
ヒート2では、スタートは出遅れたものの、一周目からのペースが好調で中盤には3番手まで上昇。残り2周時点で、2番手につけトップの真後ろまで追い上げていたがミスで転倒してしまい、2位でゴールしました。
【島袋樹巳コメント】
チームに入って初めてのレースなこともあり緊張しましたが、シーズンオフにやったことを70%は出せたと思います。しかし反省点も多くあり、次のレースではスタートを攻略して勝てるようにしたいと思います。
LADIES決勝
LADIESクラスの松木紗子はスタートの出だしがうまく決まりましたが、1周目の深い轍に足を取られバランスを崩し5番手に。その後3周目までは3番手が見えていましたが中盤でペースダウンしてしまい前の選手との差が開きました。そのまま順位をキープし5位でゴールしました。
【松木紗子コメント】
全日本開幕戦でシーズンの始まりということもあり気合いも入れ、シーズンオフに練習してきたことを発揮するだけと思い臨みました。
タイムアタック予選から調子が良く決勝レースでもシーズンオフ取り組んできたことを完璧まではいかないが、そこそこ出来ていると感じました。
次戦までにもっとパワーアップ出来るように練習に取り組んでいきます。
小橋雅也監督コメント
今シーズンからYogibo PIRELLI MOUNTAIN RIDERSとなり、ライダーにとっても力強い新鮮な気持ちでシーズンオフの練習に取り組んできました。天候に左右されることなく、地方選手権にも積極的に出場して練習を行なってきました。マディコンディションにも惑わされることなく、ライダーも午前中のタイムアタックから攻めることができてチームとしても良いスタートがきれました。
次戦は2週間後のSUGO大会となります。
次戦も引き続き応援よろしくお願いいたします。